雑記

摠見寺コンペの締切日を過ぎたので、
今日からブログ開店?です。

進捗状況は、といえば、
安土城復元案なみにスローペースで進んでいます。

7/22の記事に都立図書館へ資料のコピーを取りに、
などとは書いているものの、まだ行けてなかったり。(^^)

それにしても、摠見寺正面屋根の合計支数は、
ちょうど100支になるらしい (まだ ...

考察

摠見寺の絵図(伽藍配置図)を見ると、本堂は、
一般的な裳階付き仏堂のようにしか描かれていないので、

絵図だけでは、とても二階があるようには見えないが、
記録には、二階に観音像が安置されていたとあるので、
二階の空間が、何らかの形で存在しなければおかしい・・・。

絵図には、屋根の両脇の線が、組物のすぐ下に付いているのだが、
柱の部分は、若 ...

資料

摠見寺本堂の礎石配置の平面は、
桁行きより梁行きが若干長く、来迎柱が四本後退していて、
中世密教本堂の五間堂としては類例が無いと思っていたのだが、
似たような例を発見した。

温泉寺本堂は、桁行き12.66m、梁行き12.85mで、来迎柱四本後退。
中山寺本堂も、桁行き13.15m、梁行き13.49mで、来迎柱四本後退。

先日出てきた、側 ...

考察

発掘調査報告書6では、
摠見寺本堂外側柱は八尺等間ということになっていますが、

測量図を見ると、側面中央の柱間は八尺より明らかに大きいし、
後ろの柱間は明らかに八尺より狭く見える。

一支寸法の所でもふれていますが、
一支寸法0.5714尺で図面上の梁行き方向を重ねてみると、 
前から14・14・16・14・13・8支の位置で礎 ...

考察

ということで、
出組でありながら、出三斗や二手先に見える組物は・・・・。

金峯山寺の蔵王堂、一階の組物は、
正面から見ると一見、出三斗のようなのですが、
いちおう、一手出した肘木の上に桁が乗っているので、出組の一種です。

また、般若寺楼門の上層組物は、正面から見ると一見、
尾垂木もあるし、積み上げが高くて二手先のように見えるのですが、 ...

考察

発掘調査報告6 の資料によると、
本堂の組物は一階・二階共に「枡形出組」との事だが、

摠見寺境内絵図に書いてある絵は、
どう見ても、一階は出三斗、二階は尾垂木の無い二手先
にしか見えない。

三重塔の資料には「枡形三手先」と、正確な記事が見られるものの、

摠見寺境内絵図では、三重塔や楼門も尾垂木があるようには見えないので、
絵 ...

考察

摠見寺本堂二階の大きさの記録には、
二間四面と書かれている・・・?

江戸時代には、間面記法は正しく理解されていなかったのだから、
この二間四面とは、間面記法の二間四面では無いことは確かなのだが、

絵図に書かれる摠見寺本堂二階は、明らかに三間四方で、
三間四方をどう見れば、二間四面と言えるのだろうか?

と思ったら、三重塔も二間四面だそ ...